鉄道模型の初心者に必要な工具とは一体何か?
鉄道模型の初心者であれば必ず準備しておきたい工具が「精密ドライバーセット」です。一般的なドライバーももちろんあると便利なのですが、精密ドライバーだと小さなパーツの多い鉄道模型に最適で、何かと役に立つ機会が多いのです。
プラス、マイナス合わせて6本程度持っていれば困ることはないでしょう。
なお、時計やスマホの修理用と謳ったドライバーも精密の部類に入るので、購入時の参考にしてください。このドライバーはややサイズが小さいので、初心者のうちは使いにくく感じる可能性があります。そのような場合は、まず一般的なドライバーから使い始めた方がいいかもしれません。
ペンチとニッパーも揃えておきたいところです。ペンチはラジオペンチと電工ペンチの両方を含みます。小さなパーツやネジ、釘などを扱うことが多い鉄道模型においては、ラジオペンチは欠かせない工具の一つです。
部品を素手で扱うと滑って落としやすく、最悪の場合には紛失してしまうケースも少なくありません。ラジオペンチなら細かな部品も確実に掴めて、さらに落とす心配もないため、安全に作業を行うことができます。
一方で電工ペンチは繊細な作業には不向きですが、曲がった釘を強引に引き抜く際などに重宝します。ケースごとに2種類のペンチを使い分けることで、作業効率をぐっと上げることができるでしょう。
ニッパーは電線や針金などを切断する際に使います。初心者にはやや難しいものの、慣れてくれば電線の皮むきに使うことができるようになります。
また、パーツの切断面を目立たなくさせるために削ったり、針金を折り曲げたりする際にもニッパーは活躍してくれます。初心者だとどうしてもハサミで代用してしまいがちなのですが、力が入れにくかったり、綺麗に仕上げられなかったりと鉄道模型には向いていないのが事実です。少しお金を出してでも、専門的な工具であるニッパーを準備しておくべきでしょう。