鉄道模型製作の勘所

ジオラマ上の山にトンネルを作れば汽車を走らせる楽しみが広がり更に楽しく!

汽車の鉄道模型

好きな車両を自由に走らせることができるジオラマは、ただ走らせるだけではなくアクセントを加えることでより臨場感のある風景を演出することができます。実際にジオラマ上で鉄道模型の汽車を走らせる際、そのまま走らせるよりもテーマやアクセントを持たせた方が鉄道模型それぞれの魅力を引き出すことができるという意見は少なくありません。そ んなジオラマ上に加えるアクセントの中でも特に人気を集めているのが、山のトンネルです。特に日本では山地が多いことから、山々の中を走る汽車の鉄道模型を演出する際に山とトンネルの存在は欠かせません。

一般的にジオラマ上の山にトンネルを制作する方法としては、トンネルの入り口と出口部分のトンネルポータルと呼ばれる商品に山の部分を自作するというやり方があります。 山の部分は紙粘土やプラスター、発泡スチロールを使って形成し、塗装したものをトンネルポータルに貼り付けることで自由に作ることが可能です。塗装に関してはただ青々とした山を演出するだけではなく、季節感を出すために紅葉風に塗装したり雪化粧をさせるなどの工夫をすることもできます。

山間部を走る汽車の鉄道模型

さらに山の部分だけではなくトンネルにも汚れやひび割れの部分を作って臨場感を演出したり、ローカル路線にありがちなトンネル内の湾曲を作ることで路線を忠実に再現するという楽しみ方もあります。
このようによりジオラマの風景や鉄道模型から見た景色をしっかり再現したいという人の場合は、トンネルも自作してみることが推奨されています。 ちなみにトンネル部分を自作する場合は、鉄道模型の走行を妨げないように注意することが必要です。またどうしても山もトンネルも自作することが難しい場合は、山とトンネルがセットになっているキットを購入するという方法もあります。