鉄道模型製作の勘所

家族連れで遊べる原鉄道模型博物館を詳しく知ろう

原鉄道模型博物館

横浜市にある原鉄道模型博物館は、みなとみらい地区の横浜三井ビルディング2階にあります。JR横浜駅から徒歩5分、横浜高速鉄道みなとみらい線新高島駅より徒歩2分とアクセスは便利です。2012年7月のオープン以来、鉄道ファンのみならずたくさんの人が来場しています。原鉄道模型博物館には、世界的に有名な鉄道模型収集家であった原信太郎氏の鉄道模型コレクションの一部を収蔵しています。展示品はすべて個人所有のものですが、原氏の技術が見られる作品群は実に見事であり、大勢の人たちを魅了しています。館内には蒸気機関車など、それぞれの時代ごとに活躍した鉄道模型が集まっています。また日本の鉄道だけではなく、欧米など世界中の鉄道模型が展示されていることも大きな特徴です。

スケールの大きいジオラマ

原鉄道模型博物館における最大の見どころとして、いちばんテツモパークが挙げられます。これは1番ゲージの室内ジオラマでは、世界最大級の面積を誇る約310平方メートルとなっています。このジオラマの上に様々な鉄道模型が走っています。ジオラマはヨーロッパをイメージした造りとなっていて、その中を颯爽とかけぬける鉄道模型は見ものです。スケールの大きいジオラマは、鉄道ファンだけでなく家族連れでも楽しめること間違いありません。屋内でこれだけの規模のジオラマを見られるところはそう多くないので、見る価値は十分にあるでしょう。

原鉄道模型博物館では、鉄道模型を運転できるコーナーを設置しています。動鉄実習と呼ばれるこのコーナーは、とても人気があり家族連れにも大変好評です。車両の操作には本物の運転台が使われているだけではなく、操作する鉄道模型に車載カメラが設置されています。モニターごしに進行方向の景色が映し出されるので、実際に鉄道を運転しているかのような気分が味わえます。動鉄実習は1日3回実施されていて、無料で楽しむことができます。当日予約でも運転できるので、運転気分を楽しみたいという人は是非チャレンジしてみると良いでしょう。