鉄道模型には様々なメーカーがある
鉄道模型と一口に言っても、各メーカーが販売している製品にはそれぞれ違いがあります。いずれも人気のメーカーで、固定のファンやコレクターを抱えていると言われています。
その中でも特に人気なのがKATOです。
KATOはNゲージの先駆けとも言えるメーカーで、創業者の名前からこのようなブランド名となりました。新幹線や在来線はもちろんのこと、蒸気機関車など幅広くシリーズ化しており、Nゲージファンなら一度は通るメーカーとも言えます。KATOの特徴は、ファンを惹きつけるように模型が作られている点です。あくまでも模型であることを楽しんでもらうために車両の1階席をシースルーにするなど、他のメーカーでは見られないような作りになっています。初心者からベテランまで、誰もが楽しめる模型を扱っているのがKATOです。
TOMIXも人気のメーカーです。
プラレールを手掛けているタカラトミーが母体となったTOMIXはプラレールからも分かる通り、新幹線のラインナップが最も多いメーカーです。KATOが実際の模型に近づけながらも模型として楽しむ点を重視しているのに対して、TOMIXは実際の車両を忠実に再現しています。まずはプラレールを楽しんでみて、興味が湧いてきたら本格的にTOMIXに移行するという人が多いですが、それ以外にもとにかくリアリティを求めたい人がTOMIXを買うケースも多いです。
さらに、マイクロエースも有名メーカーです。
元々はプラモデルのメーカーだったのですが、ブランド名を変更して鉄道模型を手掛けるようになりました。車両販売のみを行っているだけに、そのラインナップは前述の2つのメーカーを凌ぐとも言われています。他メーカーが出さないような古い車両を販売することが多く、特に鉄道模型のベテランに愛されているメーカーです。